大名をも魅了した茶道家
こんにちは!
亀半です。
今回は川上不白 獅子 香合をお買取りさせていただきましたので、ご紹介させていただきます。
川上不白は江戸中期の茶人で表千家の茶道をひろめ、江戸千家と称された人物です。
不白は、享保4年(1719)、紀州(現在の和歌山県)新宮藩付家老水野家の家臣、川上五郎作の次男として誕生し、16歳で表千家七世如心斎天然宗左(じょしんさいてんねんそうさ)の内弟子となりました。如心斎天然宗左の元で修業を終えた32歳の寛延3年(1750)、如心斎の「江戸に千家の茶を広めたい」という意を汲んで江戸に下り、駿河台に茶室 黙雷庵、後年神田明神境内に蓮華庵、花月楼を建てて門戸を開き、皇族・大名・旗本をはじめ、豪商、市井一般など多くの社中を集めました。不白は、上方発祥の茶の湯に江戸の感性を取り入れ、新しい茶風を興しました。
香合とは、香を入れる蓋つきの器のこと指し、仏具として焼香、抹香、また塗香入れに用います。また茶道具としても使用されることがあります。
茶室にて床の間を拝見した際に香合が飾られている場合 “炭手前を省略します”という意味があります。
茶道具のなかでも特に種類が豊富で、その形状や素材は多岐にわたります。
香合には種類があり、夏季と冬季で用いる香合とお香の種類が変わります。中に入れる香木が、貴重なため容器自体が丁寧に作られているものが多く、古くから大切に扱われたことで、美術価値のある香合が多数現代に伝わっております。
香合は大きさが小さいものが多く、現代では茶道具としてだけではなくインテリアとしても人気のあるお品になります。
その他、骨董品も店頭に数多く取り揃えております。
ぜひ、一度お店に遊びに来てください。
亀半では杉並区を中心に日本全国の買取を受付しております。
買取・遺品整理・生前整理など随時受付しておりますので、ご希望されるお客様のご連絡お待ちしております。