伊万里染め付け 油壺

王室御用達の職人の技術とデザインの融合

こんにちは!

亀半です。 

今回は伊万里染め付け 油壺についてご紹介致します。
こちらは江戸時代初期から中期に作られたものとなります。

江戸時代は髪形のおしゃれが流行った時代です。男性は身分に応じて様々に髷(まげ)を結い、女性も長く続いた垂髪(すいはつ)から離れ、兵庫髷や勝山髷、島田髷など数十種の髪形が考案されました。こうした新たな髪のおしゃれを支えたのが、髪油です。
そういった髪油の保存に使われたのが油壺となります。

油壷は高さ直径共に10cmほどで、一般的には丸い形をしております。壺の口か小さくすぼまっている理由としましては、中に入れる油が粘りが少なくサラサラとした「水油」と呼ばれる椿油や胡桃油、菜種油のほか、胡麻油に白檀や丁子の香りをつけた「匂い油」などが使われていたからと言われております。

油壷は古伊万里のものが多いのですが、中には備前や九谷、唐津の油壷などもございます。絵付けが施されているもの、いないものなど、時代や産地ごとの特徴により種類が豊富なのも油壷の魅力です。

その他、焼物も多数店頭に取り揃えております。
ぜひ、一度お店に遊びに来てください。


亀半では杉並区を中心に日本全国の買取を受付しております。
買取・遺品整理・生前整理など随時受付しておりますので、ご希望されるお客様のご連絡お待ちしております。

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