素材の輝きが織りなす、鉄砲根付の象嵌美術
こんにちは!
亀半です。
今回は鉄砲根付 象嵌をお買取させて頂きましたので、ご紹介させていただきます。
鉄砲根付とは、江戸時代に広く使用された、鉄砲の火薬を入れるための小さな筒状の容器を、
簪(かんざし)のように装飾品として用いたものです。
一般的には、金属製の筒状の容器に、縄や紐などで作られた細かい装飾を施し、髪飾りや装身具として用いられました。
また、鉄砲根付は、鉄砲の所持者が、銃身に付けた鉄砲根(筒)を装飾品にしたことが起源とされ、
銃器の所有者の身分を示すシンボルとしても使われました。
鉄砲根付には、象嵌(ぞうがん)と呼ばれる技法が用いられることがあります。
象嵌とは、金属や木材などの素材に、他の素材を嵌め込んで装飾する技法のことで、独特の美しさを持っています。
鉄砲根付においては、金属製の筒状の容器に、金属や貝殻、石などを嵌め込んで装飾することが一般的です。
嵌め込む素材は、小さなものであれば数種類から、大きなものであれば十数種類から数百種類も使用されることがあります。
これらの素材を正確に組み合わせ、美しい模様や図案を作り出すことが、鉄砲根付の象嵌技術の醍醐味となっています。
象嵌された鉄砲根付は、豪華で美しく、精巧な技術が見られることから、高い評価を受けています。
また、素材や装飾の種類、技術の巧緻さによって、その価値が大きく変わるため、
コレクターや鑑定家にとっても注目される装飾品です。
亀半では様々な根付の買い取りも受け付けております。
ぜひ一度、お店に遊びに来てください。
その他、歴史のある骨董品も多数取り揃えております。
お気軽に店内お入りください。
お待ちしております。
亀半では杉並区を中心に日本全国の買取を受付しております。
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